魚博士の夕ご飯 謎の白身魚パンガシウス
こんにちは魚博士です。
ある日、業〇スーパーで買い物をしていると
冷凍食品コーナーに「白身魚フィレ」という謎の商品が売っていました。
魚博士を名乗っている者として、これは調査しなければと思い購入してみました。
そもそもパンガシウスとは
そもそもパンガシウスとは東南アジアに生息するナマズ目パンガシウス科
の魚です。
自然界ではパンガシウス科の魚はそこそこ大きくなりますが、スーパーで売っている切り身は長さや厚みから推察するに40~50センチ位の大きさだと思います。
パンガシウス科にはとても大きくなるメコンオオナマズ等がいます。
(間違っていたらご指摘下さい。)
ペットとしても流通している。
パンガシウスはカイヤンと呼ばれ、ペットとしても人気があります。
さそっく調理してみる。
では早速調理してみたいと思います。
いかにも怪しいパッケージです。
産地はベトナムと書いたあります。
電子レンジで解凍しました。
身の感じはよくあるタイプの白身魚でタラに似ています。
ナマズの仲間なのでかば焼きにしてみます。
うなぎのかば焼きのたれを塗って、グリルで焼いてみます。
しかしひっくり返すたびに身がボロボロになり、やっぱりフライパンで焼くことにしました。
良い感じに焦げ目がついて美味しそうです。
お皿に盛って完成です。
見た目はウナギみたいで美味しそうですね。
いざ実食
まず一口食べてみました。
「完全にタラじゃん。」
なんとパンガシウスは、タラの味がするのです!
あの独特の風味やホロホロした食感、すべてがタラにそっくりなのです。
あのしょっぱい身とかば焼きのタレが見事に喧嘩しています。
こないだ本物のウナギを食べたせいか、あまり美味しく感じません。
今回はかば焼きにしたのが間違いでした。
フライやムニエルだったら、この身を最大限に生かせると思います。
誤解しないでください。
私はパンガシウスが美味しくないと言っているわけではありません。
パンガシウスは本来とても美味しい魚です。
ただ食材には正しい調理法と間違った調理法があります。
今回は調理法を間違ってしまっただけなのです。
今回の記事はいかがでしたか?
今度はパンガシウスを美味しく調理してみたいと思います。